虫を食べる時代がくるかも

2013年国連食糧農業機関(FAO)が昆虫食を推奨する報告書を発表しました。
来る将来、環境悪化などにより穀物の不作が続き、深刻な食糧問題が発生すると予測され、その救済案として昆虫食を推奨するというのです。
現在地球上には約2000種ほどの昆虫が食用とされています。
世界では数百か国が昆虫食の文化を持っています。
日本もかつては昆虫食の文化が広く普及しており、大正時代の調査によれば約55種類もの食用昆虫の存在が認められたいました。しかし第二次大戦後には20種類まで減少し、現在ではイナゴ、ハチの子、ザザムシなどが一部の地域で伝統的に食されているにとどまっています。
通常身の回りにいる昆虫は、追い払ったり、叩き殺したり、時には、殺虫剤で戦ったりするような不快な存在です。しかし、優れた栄養食品でもあり、他の食材に引けを取らない量のたんぱく質繊維質、良質の脂肪、必須ミネラルを含んでいます。これは昆虫が昆虫の体を維持するための栄養をその体にため込んでおり、人間がそのまま食することができるからです。牛などで行おうとすれば牛一頭丸々食べる必要が出てきます。
さらに、飼育の観点からも利点があります。昆虫は成長が早く育成に必要な土地は、牛や豚、ヒツジなどを育てるよりもはるかに狭くて済み、食べたエサを家畜より効率的にたんぱく質に変えることができるので、少ない投資で多くの成果を得ることができます。
また、昆虫食を行うことで、殺虫剤による昆虫駆除を軽減させる側面も期待できます。さらに、食用昆虫を養殖するという新たな産業が生まれ雇用の創出につながる可能性があります。
と、良いとこづくめの昆虫食ですが、エビやカニと近い生き物であるため、アレルギーについて気を付けねばなりませんし、毒を持った昆虫も多いので知識もなくむやみに食すると危険です。また見た目が受け付けないという方も多い事でしょう。
このように、リスクもあるのですが昆虫食には、さまざまな期待が寄せられています。
現在日本では昆虫食が当たり前、という段階ではありませんが、いずれ普及し普通に食卓に並ぶ日も来るのかもしれませんね。【昆虫食】栄養価が高く、美味しい!様々な味を楽しめる魅力的食材

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